中古物件で低予算の住宅購入を考えている方は、何で住宅を探していますか?
何も考えずインターネットで検索しているだけの方は要注意です。
膨大な情報量を有し、同じ商品の値段を手軽に比較できるネットですが、一つ一つの条件が異なる住宅に関しては情報量が少ないことがあります。
どんな探し方をするべきか知っておくとよりお得な買い方ができるかもしれません。
今回は中古住宅の物件の探し方についてご紹介します。
□ネットで調べる
なんでも載っているイメージが浸透したインターネットですが、実は全物件数の半分も掲載されていないのだそう。
物件を売りに出していることを近隣の知り合いに知られたくない人や、ネット情報で物件を見にくることを嫌がる売り手が多いためネットに情報が載らないことが考えられます。
良い物件ならばネットに出さなくても売れるので、わざわざリスクやコストを負って載せる必要がないでしょう。
そのため掲載料を払ってネットに情報を出している物件は、早く売りたい物件や売れずに時間が経ってしまった物件が多いようです。
不動産会社が直接話しているクライアントの購入は契約もスムーズに進みますし、そこで売れなかったものをネットに流すというサイクルが生まれている、という現状があるようです。
もちろん優良物件で売主の許可がある物件も稀に掲載されますが、あまり多くない上にすぐ売れてしまうのが現実です。
また許可のある物件があまりないことからいろんな不動産会社のサイトを見比べても同じ物件が何度も出てきてしまうのも探しにくくなっている原因の一つです。
□不動産会社に行く
住宅は一つ一つ条件が異なるものであり、また求める住宅も一人一人違います。
その地域の物件情報をネットよりも多く、また要望に合う物件を教えてくれる不動産会社に行く方が効率が良いと言えるでしょう。
足を運ぶことを面倒に思う方もいるかもしれませんが、良い物件のないネットを眺め続ける方がよっぽど生産性のない時間です。
物件情報を把握している信頼できる不動産会社に相談すれば見つからなかった物件がすぐ見つかるかもしれません。
□まとめ
今回は中古住宅の物件をどうやって探すべきかについて解説しました。
手元で素早くたくさんの量をみることができるインターネットの便利さは案外、唯一無二の住宅を選ぶ時には有効ではないと分かっていただけたでしょうか。
中古物件を探したい方はぜひ一度不動産屋に足を運んでみてください。